デザインは、実現できて
初めて成り立つもの
「デザイナーの仕事は、もっと感覚的なものだと思っていました」
実際は、クライアントの予算、施工方法、素材、スケジュールなど、多くの条件を整理しながら計算し、“実現できるデザイン”を組み立てていく仕事だった。最初に苦労したのは、“描ける”と“作れる”の違いだ。
「入社当初は、自分の頭の中ではデザインとして成立していても、現場では実現不可能と言われることがすごく多かったんです」
Iは木工部やサイン部へ積極的に相談を重ねながら、少しずつ“作れるデザイン”を学んでいった。
「みなさん本当に優しくて。“大丈夫?”って声かけてくれたり、忙しそうだと助けに来てくれたりするんです」
一人で抱え込まず、周囲を頼れる環境。その安心感が、一歩踏み出して挑戦する勇気にもつながっている。








